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《レーシック情報》豊富な知識と経験のある医師を選ぶブログ:2014/7/19


国際結婚すると告げた僕に
「聞きたくない…」と
父親は予想通りの反応をした。

僕も反発して
別に祝って貰わなくて結構だと言い放った。

父親は野球が好きで地元の少年野球団の監督をしており、
自らも草野球チームのエース。

一方、僕は大の運動嫌い、
父親の期待を踏みにじり、
買って貰ったグローブを、雨の中外に置き去りにした事もある。

僕とは対象的に、おとうとはスポーツ少年に育った。
僕は父親がおとうとばかり気にかけていると感じ、
大学で一人暮らしを始めるまで、父親の前で素直になれなかった。

大学時代、僕は世界中を放浪して過ごした。
そんな僕をずっと心配してくれたのは母だった。
父親には黙って旅に出ていたが、
母は父親に全て話していたらしい。

その後、僕が商社に内定した時、
父親は僕を行きつけの居酒屋に連れていった。

会話は少なかったが、
常連客から「むすこさんと飲めるなんて幸せだね」と囃されて
父親は嬉しそうにしていた。

徐々に解れた親子の糸は、
僕が大学時代に出会ったスロベニアの女性と
結婚すると決めたことで再び縺れてしまった。

母やおとうと、婚約者のためにも
父親との関係を修復しなければならない。

2週間前、僕は実家に出向いて
父親をキャッチボールに誘った。

僕の投げる球は
父親の所まで届くのに精一杯だったが、
父親の球は僕の胸元まで真っ直ぐ飛んできて
その度に手のひらがビリビリと痺れた。

最初にくちを開いたのは父だった。
「お前のやりたいようにやれ。お前より年上の人間なんて先に死んじまうんだから、
周りの理解など求めんでいい」

僕が返事をするより先におとうとが来て
「仲良しじゃん」と嬉しそうに言ってきた。

僕はボールを投げ返しながら
「親子だからな」と言ってみた。
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